芝の歴史&緑内障のはなし - その2 - [闘病記]
本日もご訪問ありがとうございます。日なたがもどってご機嫌なミッチーです。
ポカポカ。
日なたにいると体が熱くなるようで、時々芝生に下りて冷やします。
芝が茶色い…
以前の庭には芝が青々と生えていたときがあったんです… その歴史をご紹介。
↓2003年3月。ミッチー9ヶ月の頃。庭準備中。 ↓2003年6月。夫が庭を整備。
↓美しい芝。まるでゴルフ場。 冬でも青い庭を…と夫が西洋芝を植えた。
↓このあくびは今も変わらない。ミッチー1歳の頃。 ↓2003年8月。時々芝を掘っていた!
ところが…2004年11月。あの青々とした芝は夏の暑さにやられてしまい全滅…洋芝は弱い。
茶色い庭に…
2005年10月。引き続き寂しい庭。バンカー?砂漠?
2006年9月。再び夫が西洋芝に挑戦!今度は種から植えた。見違えるように青い。
2007年6月。上の芝はその後の残暑にやられて消滅。挫折した夫は和芝に切り替えた…
ちょっと硬いの…
2008年1月。芝は茶色い。
「冬青くても、夏茶色くちゃしょうがないじゃん!西洋芝なんてやめたら?」と言う私の言葉を無視して、2度も洋芝に挑戦した夫。休みの日には4時間もかけて手入れしていた…なのに…あっけなく全滅。すっかりやる気を失った夫は、最近は庭の手入れをサボり放題。茶色い芝を見て「やっぱり和芝は強いな~」とつぶやくのでした。
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引き続きミッチーの緑内障についてお話します。多分、皆さんの気分を暗くしてしまうと思います。
何となく気が進まない方、今は読みたくない気分の方、遠慮なくスキップしてくださいね。
試練の日々
1月11日
やっぱり朝起きない。朝一番で病院に行きたいので、散歩がてら連れて行こうとするものの、いつになく歩きたがらない。もともとお散歩が嫌いなので、歩きたくないのか、元気がないのか判断が難しい。病院までは歩いて10分程度。待合室で待っていると、とんだ災難に合う。ミニチュアシュナウザーを連れたおばさんが入ってきた。嫌がるシュナウザーの首輪が取れた!気の利かないおばさんは、犬そっちのけで診察券を探している。痛いのを我慢しているミッチーのもとへシュナウザーまっしぐら! ミッチー怒って吠える(当然です!)。「何?怖い犬!」みたいな顔しておばさん、「○○ちゃん、ほら、怒られるよ。」だって! 思わずムッとしちゃった!
診てもらうと大変なことになっていた!左目の瞳孔は開き放しになっている。緊急入院。緑内障になっていたのだ。夕方面会に来るよう言われて病院を出る。
夕方、面会&お散歩をさせに病院へ行く。「おかあしゃん!会いたかったよ~!」という感激の対面はなく、私には全く愛想を示さずさっさと出口へ向かうミッチー。クールなのは相変わらずだ…
用を足させてから、公園に寄って犬友と会う。そして病院方向へ帰る犬たちと病院に戻った。待合室では思わず涙が頬を伝ってしまった。入院のため看護師さんに犬を手渡す。別れ際のミッチーの悲鳴がいつまでも耳に残った。
1月12日
朝、お散歩をさせに病院へ向かう。ミッチーに会える喜びと、目の具合がどうなのか心配で歩きながらも心臓はドキドキ。病院に入るなり聞き覚えのある悲鳴が… やっぱり駄目か… 朝のお散歩に連れ出すも、やっぱり元気はない。両目の眼圧(眼球にかかる圧力。中の水分がうまく循環せず、ひどい場合は膨張した風船みたいになるらしい。圧力が高いと視神経がやられてしまう)が高くなっていて、かなり悪い状態だと言われた。引き続き治療を継続するため、泣き声をあげるミッチーを残して帰宅。
気が滅入るのでレンタルDVDを借りてきた。昼間一人で観るので、夫が「絶対見たくない」と言っていた「ブロークバックマウンテン」。しかし、選択ミス。泣けた。益々落ち込んだ。(今となっては笑い話だ!)
夕方お散歩をさせに再び病院へ。公園まで連れ出し、犬友に会わせる。そして病院へ戻った。
朝はとにかく痛そうだったけど、午後は眼圧も下がって落ち着いてきたとのこと。「今日は帰りますか?」って先生に聞かれて…すっごく嬉しかった!
犬が出てくるのを待っている間、看護師さんに「寝れています?」って聞いたら、「そうですね。泣きもせず、吠えもせず、おとなしくしていますよ。」と言ってくれた。「ごはんは凄く嬉しそうですよ。」とも…
それを聞いて涙が溢れてきた。こんなときでも奴はご飯が嬉しいんだ。この子はいい子だ…と…
エリザベスカラーをつけて帰宅。ソファーに乗せてやるとすぐに寝た。安心したような寝顔。疲れたんだね。
夜はミッチーのケージで寝かせた。エリザベスカラーがじゃまそうだったけど、寝返りもうって寝ていた。ところが、夜中、ミッチーの泣き声で飛び起きた!階段の所へ走って行き下りたがる。どうも外へ行きたい様子。慌てて用意して連れ出す。夜中の2時だった。夜道を走って草むらへ。おしっこだった。
後で先生に聞いたらそれは炎症を抑える為に注射したステロイドのせいだった。のどが渇くために異常に見えるほど水を飲む。そしておしっこが出る。 以後、真夜中におしっこに連れ出す日々が続くことになる。
1月13日
朝、ミッチーを起こしに行くのが怖かった。両目が悪化していたらどうしよう… 心臓がバクバクしていた。やや左目の開きが悪いようだけど、一応両目開いた!
1階に下ろすと、久々にスリッパで遊ぼうとした。は~っ。ちょっと元気が出てきたのね。…って言うか、前は本当に痛かったんだね。一人でずっと我慢していたんだね。それを思うと、泣けてきて、泣けてきて…
土曜日だったので病院には夫と2人で連れて行った。眼圧を測ったら正常値だった!目薬をさす練習をして薬をもらって帰宅。このときは何とか山を越したと思った。
義眼手術前日のミッチー。
ちょっと息苦しい感じなので、続きはまた明日にします。長い話を最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。
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読むのが怖い…と思いつつ、当然、読みすすんでしまいますが…
手術の当日のことは…考えただけでも、つらすぎる〜(>_<)
うちの子も、目のことでは2度も手術しているので(単なるできものでは
ありましたが大変でした)、とてもヒトゴトとは思えません…
今のミッチーちゃんが元気いっぱいなのが救いです。
by peco (2008-01-08 17:17)
こんにちは。
青い芝はいいわね~♪
旦那さんはとてもマメなんですね^ ^
ちゃんとお手入れされて!!(←今は知りませんが^ ^;)
緑内障は突然なるものなのでしょうか??
しかしながら「かわいそうね」の一言ではとても済ませられません。
病気は違うけれどうちも病気もち・・・・
ズキンズキンと心が痛みました。
ミッチーさまの悲鳴や泣き声を想い涙。
そしてこの長い文章を書き綴るMichyさんを想い涙でした。。。。
by (2008-01-08 17:53)
ミッチーちゃん、心配ですね。。。
入院もがんばりましたね。お家に帰れたときは本当に嬉しかったでしょうね。
早くよくなります様に・・・
by (2008-01-08 18:05)
ミッチーちゃん、とても痛い思いをしたのに
頑張ったんですね。偉かったね。
ミッチーちゃんの悲鳴を聞いてしまうと
本当に辛くなりますね。
会いたいけど、会うのが怖いって言うのも分かります。
昨日よりもって思ったら、いたたまれなくなりますね。
今のミッチーちゃんを見ていると
病気の事が信じれらないくらい元気なのは
おとうさんとおかあさんに愛されているからなのですね。
ここまで、しっかりみてくれたおとうさんとおかあさんも
本当に偉いって思います。
・・・私、ブロークバックマウンテン、NYCで2回見ました。
英語だったので、完全には分からなかったのですが
泣けましたね。友人と一緒だったので泣いてはと思って
我慢していたのですが、実は友人も泣いていました。
by youzi (2008-01-08 20:00)
Michyさんもミッチーちゃんも辛かったですね。
話ができればいいのにと私は思います。
以前共に暮らした猫のチビが20才を過ぎてからの
病院通いは嫌だっただろうなーとか思い出します。
旦那様、春になったらお庭のお手入れがんばってください。
ブロークバックマウンテンは一人でDVDで見ました。
見終わった後、なんだか凹みました。
by gongon (2008-01-08 22:23)
Michyさんこんばんは~
芝生に(緑に)柴犬ってサイコーの組み合わせで大好きです!
土手とかに柴犬が歩いていると思わず見とれてしまいます~
Michyさんお家は素敵なお庭ですね^^
わたしも青い芝に憧れます。
でも暑さに弱かったり手入れが大変そうですねぇ・・・
ミッチーちゃんの闘病記録涙なくしは読めませんでした(>_<)
そのときの状況が目に浮かびます・・・
人も犬もできれば病院通いはしたくないものですよね・・
ミッチーちゃんよく頑張ったね。
by (2008-01-09 00:11)
洋芝は、栽培が難しいんですね~!
一生懸命手入れしても、すぐ茶色くなっちゃうなんて…(ノω<。)
でも個人的には、茶色い芝生も、それはそれで味があって好きです(*´∇`*)
ミッチーちゃん、すごく辛かったのに、よく頑張ったね!
とっても苦しそうで、読んでいて涙してしまいました。
Michyさんも、ミッチーちゃんの悲鳴を聞いたりして、とても辛かったですよね…。
ミッチーちゃんが、今元気に過ごせているのは、Michyさんの ミッチーちゃんへの愛情と、手厚い看病のおかげなんだなぁって思いました。
by (2008-01-09 01:36)
ミッチーおはよぉ~♪
芝生ほりほりしちゃったのね。
それもたのししそうにするのよね。(笑)
病院に行くときのこと想像しちゃいました。
ほんと人よりも心配でちょっとしたことにも敏感になってしまったり
でも元気になったミッチー良かった。
優しいお母さんが付いてるものね。
ミッチー良く頑張ったね。
by puchitomato (2008-01-09 08:40)
芝、すごーい
根気いりますよね
うちも今芝の育成に闘ってます
でも、ワンの穴掘りと再び生えるのとどっちが早いか・・・という戦いになりつつあるような???
ミッチーちゃん、痛さとかをうまく訴えるに訴えれないけど、
やさしいままさんが察知して、今の元気な可愛いミッチーチャンが
あるんですね
人ごとじゃない、とまだまだ意思疎通が上手にできないワタクシ飼い主は、
日記を拝見して、我がワンコをみつめてしまいました
by sari (2008-01-09 10:00)
ミッチーちゃん辛かったでしょうね。
もちろんMichyさんも。
痛みに耐えたミッチーちゃん偉かったね。
それを見ていたMichyさんの心中を察するとこちらまで胸が締め付けられるようです。
元気になって良かったねミッチーちゃん♪
by 渡り鳥 (2008-01-09 10:22)
Michyさん、こんにちは。
昨日今日としっかりブログ見せてもらいました。
ほんとにミッチーちゃんもMichyさんも旦那サンも
病気と闘ってきたんですね。
しかもしっかり向き合って。
つらいことも悲しいこともたくさん悩みながら
乗り越えてこられたんですよね。
そして今は元気なミッチーちゃんが
日向ぼっこしたり、茶色の芝生でゴロゴロしたり
PCの座布団がお気に入りだったり・・・・
笑ったり怒ったり悩んだり、マックをほしがったり・・・(*^m^*)
今のところうちのサン兄弟たちは特に問題もなく
過ごしてますが
不安はいつもあります。
3匹いてるので何かあれば大変だなって
思います。
責任と覚悟はもってるつもりだけど
しっかり受け止めて向き合えるか
不安ですけど・・・・3匹のために
がんばらないとね・・・ってすっごい
勉強になりました。
Michyさん、ありがとうございました。
by ふふふ (2008-01-09 11:56)
☆pecoさんへ、
ポンタちゃんも目の手術をしたんですか、2度も…
ご心配だったでしょう!
わかります。
なんか、ブルーな気分にさせてしまって申し訳ない
感じです。
今はとっても元気なミッチーなので、「そんなこともあった
のね…」くらいの気持ちで読んでくださいね。
☆いとちゃんへ、
昔はね~、夫は本当に芝の手入れを一生懸命しておりました。
芝刈り機をはじめ、購入した芝グッズは数知れず…
全てお蔵入りです…(笑)
それなのに和芝はしっかり生きております!
ミッチーの目のことで、連日ブルーな気持ちにさせてしまって
申し訳ない感じです。
私は、書いて、読んでいただいて、コメントをいただいて、
楽になっているというのに…
今はとっても元気なミッチーなので「ああ、そんなことも
あったんだ~」くらいの気持ちでお付き合いくださいね。
☆かりんさんへ、
なんか、年明けからブルーな気持ちにさせてしまって
申し訳ない感じです。
今は本当に元気なミッチーですから、「ああ、そんなことも
あったんだ~」くらいの気持ちで読んでいただければ
幸いです。
☆youziさんへ、
ご心配ありがとうございます。
連日なんか皆さんをブルーな気持ちにさせてしまって、
申し訳ないと思っています。
でも、今は本当に元気なミッチーなので、「ああ、そんなことも
あったんだ~」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。
ブロークバックマウンテンは、私の予想とちょっと違った
内容でした。
もう少し救いが欲しかった…
まあ、私があの映画の内容をちゃんと理解できる心理状態
ではなかったのかもしれませんけど。
☆gongonさんへ、
20歳まで頑張った猫ちゃん、偉かったね。
動物はかわいいけど、病気のときが辛いですよね。
お互い健康には注意してあげましょう!
今の芝は和芝なので、春になったらせめて芝刈りくらい
して欲しいです。
何もしなくても元気にしている和芝は本当に強い!
ブロークバックマウンテンは予想と違う話でした。
もうちょっと救いが欲しかったよね。
☆きょうこさんへ、
ミッチーが庭と部屋を楽に行き来できるよう芝を植えた
のですが、洋芝は予想以上に夏の暑さに弱かったようです。
それに手入れが本当に大変なんです。
さすがに夫も2度の挫折を経て和芝にしました。
ミッチーの闘病記については、年明けから皆さんを
ブルーな気持ちにさせてしまって申し訳ない感じです。
今は本当に元気なので、「ああ、そんなこともあったんだ~」
くらいの気持ちで読んでくださいね。
☆pomiさんへ、
柴犬の柴は、冬に茶色になる芝に色が似ているからその
名前がついたという説があるそうです。
冬の自然は地味なので、私も茶色でもいいと思います。
夫も2度の挫折を経て諦めました、洋芝は…
ミッチーの目のことについて、私は節目として書いている
のに、皆さんをブルーな気持ちにさせてしまって、申し訳
ありません。
今のミッチーはとっても元気なので、「ああ、そんなことも
あったんだ~」くらいの気持ちで読んでくださいね。
☆puchitomatoさんへ、
ミッチーの首輪には鈴がついています。
それは、西洋芝を植えたとき、時々ホリホリしたからです。
庭で激しく鈴が鳴ったときは、飛んでいって掘っていないか
確認していました(笑)。
駄目と言われることをするのはとっても楽しかったようです。
ミッチーの目の病気については、私は節目として書いています。
それにお付き合いいただいて、皆さんをブルーな気持ちにさせ
ちゃって申し訳ない気持ちで一杯です。
今は元気なので、「ああ、そんなこともあったんだ~」くらいの
気持ちで読んでくださいね。
☆sariさんへ、
以前の庭はね…ミッチーが外へ出ても足なんか全然汚れ
なくて、拭かなくてもそのまま部屋に入れるくらいだったの…
でも…西洋芝は思った以上に夏の暑さに弱くて、秋には
あっけなく全滅しました。
それにミッチーが所々掘り、掘りしちゃって、その穴がどんどん
大きくなっていきました~!
今は和芝が生い茂っております。
犬の病気は、突然やってくるものもありますよね。
心配し過ぎてもしょうがないから、いつも様子だけは気にかけている
くらいでいいと思いますよ。
おかしいときは絶対わかりますって!大丈夫!
☆渡り鳥さんへ、
年明け早々からみなさんをブルーな気持ちに引きずり込んじゃって
申し訳ありませ~ん!
私は節目として書いていて、結構楽になっているのに…
今はとっても元気なミッチーですから、「ああ、そんなこともあったん
だ~」くらいの気持ちでお付き合いいただければ幸いです。
by Michy (2008-01-09 12:24)
☆ふふふさんへ、
年明けからちょっと暗い内容でごめんね~。
私は、節目として書いていて、皆さんに読んでいただいて、
暖かいコメントをいただいて、気持ちが楽になっているのに…
でも、生き物を飼っている以上、誰にでも起こる可能性は
あるんですよね、色んな病気の。
頭のどっかに、他の人の体験談が残っていたら、落ち着いて
対処もできるかもしれません。
勿論、そんな必要ないことの方が多いし、そうあって欲しいけど…
今は本当に元気なミッチーなので、「ああ、そんなことも
あったんだ~」くらいの気持ちでおつきあいいただければ
幸いです。
by Michy (2008-01-09 12:28)